ひまわり・ぬり絵プロジェクト

色彩心理のこと

色彩学校から、戦争で傷ついている子どもたちを支援する「ひまわり・ぬり絵プロジェクト」の案内を受けて、賛同はしたものの、ぬり絵を塗って送付するという、ほんの少しの作業ができていなかった。

これは、ウクライナの戦争で心に傷を負っているであろう子どもたちをはじめ、戦争で傷ついている子ども達を支援するために、ひまわりのぬり絵を1口500円で買って、微々たる寄付金と、塗り絵をInstagramで公開し、少しでも励ますメッセージになれば・・・という趣旨で色彩学校が呼びかけたもの。

ぬり絵には一言メッセージがつけられる。

私がぬり絵に込めた思いは

「主張しながら混じり合う色」

全てをガンガンに混ぜてしまうと灰色になってしまうけど、少し濃かったり、薄かったりの色で、部分部分でそれぞれの主張がきれいに混ざりあえばいいなという思いで塗った。

気付けば今までの私の作品とは全く違うドギツイ色で塗っていた。

これを塗ったの時期は、キャリコンの講義に追われまくって、心の余裕が全くなくて、何かを吐き出したくて塗った色。

人間余裕がなくなると、こんな激しい色を塗るんだ・・・と自分ながらに驚いた。

いつもは、ぼっーっとした曖昧な色を塗るくせがある私が!

でもエネルギーとかパワーはある感じ。七色だし。

色彩学校のテキストによると、多色の虹色の表現は、喜びや痛みの感覚、楽しさや悲しみの感情も含め、”万感の思い”があふれている時なのだそうだ。過ぎ去った時間や未来への夢などがいろんな色彩に込められて浮上する瞬間の精神状態とのこと。

1年前に塗ったのはこんなので、これはちょっとパワー不足な感じがする。

でも、薄い濃いはあっても、使う色は似ているかもな。絶対単色では塗らないし、背景は青だし。

でも、虹の7色は表現されていない。

同じ図柄を塗っていると、その時々の心情が映しだされて面白い。

時とともに変わっていくものと、頑固に変えられないもの。個性。

この読み解きは奥が深い。

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