「ちょっと腹回りがヤバいな・・・」と言うと
「そんなことないよ~ 全然痩せてるやん!大丈夫や!」と言われる。
いったい誰と比べて、大丈夫なんだ?
いくつになっても、すらっとしたモデル体型の人が羨ましいとは思うけど、そんな人と比べているわけではない。
私は、ひと月前の自分と比べてヤバいと思ってるんだ。小太りのアナタと比べられても・・・とちょっとムッとする。
ついつい周りと比べて、ジタバタする思考からは、しばらく前に卒業したつもりなのだけれど、ちょっとモヤっとするとこあたり、
まだまだ闇を抱えているようだ。
思えば、学生の頃から、「○○さんは××大学に合格してすごい!」って、
よく知っている友人のことなら、本当にすごい!
がんばった結果なので、心の底からよかった!と思える。
でも、よく知らない子のことは「へぇ~、すごいんだね・・・」くらいで、あまり関心が無かった。
就職に関しても同じ。
友人本人から、本人にしろ、身内にしろ、喜びの結果を聞くのは、本当に良かった、と思う。
でも、名前は知ってる…くらいの人には、正直関心がない。
結婚適齢期と言われる頃になると今度は、結婚相手の賞賛が始まる。
「○○さんの彼氏は大企業にお勤めのエリートですごい!」とか。
で、年齢が上がると、「○○さんの子は××大学ですごい!」と子どもの比較。
あげく、「○○さんのお嬢さんの結婚相手は高級専門職ですごい!」
次は○○さんの孫の賞賛バナシを聞くのか!?
○○さんは××会社で出世してすごい!とか、△△して成功してすごい!とか、・・・もういい加減にして欲しい。
遠い知人のことにあまり興味はない。増してや、直接知らん人に関しては、「へぇ~ でも、それで、、、なに!?」と思ってしまう。
職場あるあるなんだけど。
私だって、頑張って地位を得ている人は純粋にすごい!と思うし、賞賛はするけれど、それってわざわざ人と分かち合うことか?といつも思う。
増して、わざわざ本人の前で賞賛奉ることなのか? ○○さんってすごいよね!○○さんの息子さんってすごいよね!と盛り上がることなのか?
盛り上がりに加わらないと、心に闇を抱えていると思われかねないので、作り笑いで盛り上がってはいるけれど、正直辟易している。
当然、努力の結果なワケだから、その部分は賞賛しているんだけど、なんか、ちょっと、違和感なんだよな・・・
どういう感覚なんだろう・・・
やっぱり私はひねくれているのか。コンプレックスの塊なのか。
今なら、同年代で新しい道を踏み出した人たちについて、心から素晴らしい!と思って、グダグダの自分に足りないものは何なんだ?どうすればその思考がゲットできるのか、とか、独自で色々分析したりしている。その分析については皆で分かち合いたいと思うんだけれど。
ただただ、すごぉ~い!!パチパチ・・・とするのは、ちょっと、な・・・
人のアンハッピーな話しならどうだろう・・・人の不幸は蜜の味。というくらいだから、
こちらはもっと盛り上がるはず!
でも、私は、この手のうわさバナシはあまり好きじゃない。
本人から直接聞く、「その場」を大切にしたいから。
人づての話しというのは、
友人のことなら、余計な事考えて、すごく心配になるし、少し連鎖して、落ち込んだりしてしまう。
よく知らない人のことでも、何とかならないもんか・・・と少しは気になる。
ただ、こちらは、色彩心理やアートセラピー、キャリア心理学なんかを勉強しているから、素人的にちょっと分析してみたくなるだけ。
基本的に、自分の近くにいる人にしか興味がないんだろうか。いや単なる「人」に対して興味はすごくある。けど、分析してみたい、という興味。
ワタシの行動特性・・・「身近な人のことにしか真の共感力が沸かない!?」ということか。
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