セルフセラピー 見えない影

色彩心理のこと

雨の日曜日。少し遅い起床。休日だからといって遅く起きると、あっと言う間に時間が過ぎてしまうから、いつもは早起きなのだけれど。少し睡眠が足りてないのかな。

午前中にバタバタと用事を済ませ、午後からゆっくり本を読もうと思っていたのだけれど、少し、色を出して発散しようと、ぬり絵をする。

ずっと気になっていた図柄「見えない影」に最近の不安を塗りこめた。

水彩クレヨンでひたすら塗り込める。

この不安から解放されたい。

息子たちに対する不安。

もういい大人なんだから。

私が心配したところで、何の解決にもならない。

でも、でも、未来への不安。いつも笑っていて欲しいから。

過去への執着。

とにかく塗りこめた。どんどん濃くなっていく。どうしようもなく膨らんでいく不安。気が済むまでグルグル塗り込める。

そのうち、循環させて、外に解放していくイメージが浮かんで、水筆を使った。

上の部分から薄くなって消えていく・・・

人型の私はというと、保護色と感じている薄紫で縁取った。

わけのわからない不安に苛まれなければ、概ねご機嫌なはずなのだ。

こうして自分をやや客観視できると、

「やれやれ、またどうでもいいことを心配してる。懲りない性分だ」

「過去のことを悔やんだところでどうなる?時間の無駄。」

と少しベクトルの方向が変わる。

そして、少し哀れみながらも、こんな性分の自分を認めてあげて、

「いつも頑張って、偉いぞ私!」と訳の分からないエールを送る。

これがセルフセラピー

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