色彩学校で「創ってみよう!MYオリジナルぬり絵」というプログラムがあったので、参加してみた。
色彩学校では、色んなモチーフのぬり絵があって、セラピストが時々のテーマにあったぬり絵をワークショップなどで使用できるようになっている。
私には、何となく、こんな絵柄があったらいいなと思ってたのがあって、作ってみようと思った。
そして、
このセミナーの特典として、のちに行われる色彩セミナーで、自分のオリジナルぬり絵を使ったセッションができるらしい。それは、おこがましくて、辞退申し上げたい気分だったが、今後のことを考えると、ここで、一念発起して挑戦しておかないと、セラピストとしての活動なんて、夢のまた夢になってしまう。
オリジナルぬり絵で、自己確認にかかるセッションをしたい!と思いを強くして参加したのでした。
絵なんてうまくなくても大丈夫! そういわれたはずだが、下手では、イメージした絵が描けないのですよ。
縦、横、斜めとつじつまの合わない歪んだ絵を描くたびに、ため息がでる。
何度も何度もやり直し、試作品で実際に個人セッションをやらせてもらって、また練り直し・・・このセッションでも、色んな気づきがあって、アドバイスももらえた。デザイン的には、最初のデッサンだと、箱じゃなくて、カバンに見えると言われ、それじゃあ、私のテーマがブレてしまうな、と箱らしく改良。でも箱の素材のイメージにも何か込めて欲しいから、明らかに金属っぽい宝箱も違う気がするし、宝石箱っぽくて、でも、材質のイメージが広がる感じで、とか、余白をもっととって、描き足しができるように、とか。
下絵はできたものの、本書を何度写しても気に入らないところが出てやり直し。
A4一枚の線のみの絵を仕上げるのに、ほぼ1日費やしてしまった。部屋には紙やら、消しゴムのカスも散乱し放題。書けない漫画家の部屋か!?
諦めとともに、ようやく渾身の一枚「大切な箱」が完成。
自分の大切にしていたもの、これから大切にしようと思っているもの、守ろうとしているもの、が投影できるような、ぬり絵を作りたかった。
この絵をきっかけに自分の心の内を改めて知ることができるように、というのが私のテーマだった。
セミナーを受講したのは22名。色々なオリジナルぬり絵を見せてもらって、気づいたことは、制作者自身が向き合っていきたいテーマが投影されている・・ということ。私の場合もまさにそう。大切な箱の中に入れたもの、入っていたものについて、自分で認識して、言語化してみたい。
できるだろうか。このぬり絵で。
まずは、色彩フォーラムを経て、感触を探ってみよう。
(余 談)…
完成したぬり絵にタイトル、キャプションをいれてデータで送って、そしてクレジットを入れてもらうことになるのだが、ここでまた躓く。
プリンタでスキャンしてPDFにはできるのだが、編集ができない???
職場だと、普通にできるのに何故??
そう、私の安PCにはAdobe Acrobatが入ってないのだ。
この際買っちゃおうか・・・なんて調べたら、今はサブスクになってて、月額いくら。
高いっ!これから使うかどうかもわからんのに、毎月払い続けるのは避けたい。年払いもヤダ。
そんなわけで、jpgに変換してのデータ送信は諦めた。郵送しよう。あとは事務局にお任せだ。
昭和のオバさんでごめんなさい。
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