2月4日の話しです。
2か月に一度のZoom墨彩画教室。最終回のテーマは 「春の花を描く」
しかも布に。
私が描きたかったのはかわいい色のチューリップとパンジー。
どっちも人ン家の植込みにいくらでも植えてあるが、勝手に拝借するわけにもいかず、購入。
いつもながらお花はあるだけで癒される。
そして、構図を考えながら、絵を描いたり、色を塗ったりに没頭していると、その時間は、嫌なことを忘れる。
前日に父の転院やら、施設のことやら、もろもろの調整ごとやらで、心身ともにお疲れ気味の私にとって、癒しの時間となった。
気合入れて描いた最初のピンクのチューリップがすごく滲んでしまった・・・
先生:「布だと水が多いと滲んでしまうんです・・・だから色を乗せるかんじでと言ったのです」
そこまで理解できないよ。水つけつぎたらアカンで!とはっきり言ってくれないと・・・どうしましょう・・・
先生:「私ならいっそ咲かせちゃいますよ。滲んだ部分も花びらにしてごまかせますよ」
なるほど!と、もっと蕾ぽかったチューリップがどんどん咲いてデカくなって、私のイメージからどんどん離れていったのでした。パンジーはいい感じに描けた気がする。
ピンクと黄色とうす紫。この色が塗りたかったんだ。淡い色で、本当はもっと水をいっぱい含ませて塗りたかったんだ。で、スケッチブックにも描いてみたり。
すーっと色んなものが溶けていく気がする。
うす墨をベースに南天を描いた。
何だか暗い感じになって、気にいらなっかったけど、これはこれで趣があるように思えてきた。
墨の、すっとのびていく感じも心地いい
どんなに絵がヘタでもセラピー効果は十分だ。
コメント