月曜日に、胃と大腸の内視鏡検査を受けた。
4年前に初受検したとき、大腸ポリープを切除して、胃は特に問題ないものの、大腸の検査は定期的にした方がいいと医師に言われていたから。
前回も検査前の準備がかなりしんどかった記憶があったが、今回もキツかった。
胃と腸をカラの状態にするため、前日には検査食といわれる、レトルトのおかゆや超消化のいいものを3食。それ以外は食べない。
朝食は鶏おかゆ、昼食はたまごおかゆとジャガイモのソボロあんかけ。夕食はビーフシチューとクラッカー。ずっとお茶。
もう空腹感がハンパない。
日曜日だったから、家に居るだけなのに。小腹がすいてもお菓子もつまめない。
今までダイエットなんてしたことなくて、テレビのダイエット番組で、失敗する芸能人を笑ってたけど、この空腹感と毎日戦うなんて、私には絶対無理だ!と痛感。
そんな空腹と戦いながら、家にいた次男のために夕食を作ることになって、お腹をグーグー鳴らしながら、ハンバーグとポテトサラダを無心に作った。ジャガイモは食べても大丈夫そうだったので、マヨネーズを混ぜただけのまだ生温かいポテサラを結構つまんでしまった・・・(*´Д`)
お風呂あがりに顔をみるとなんだかゲッソリしてる。たった1日なのに。空腹がこんなに辛いなんて。一日三食きっちり食べてたけれど、もともと小食で、年齢とともにさらに小食になっていたから、空腹感をあまり感じたことがなかったのに。飽食の日本に生きる有難みを感じた夜。
そして検査当日。
今回は自宅で下剤を飲んで、腸内がキレイになってから、病院に向かうことにしていたから、言いつけ通りスケジュールをこなす。
朝7時:下剤を2錠飲む。
8時から「経口腸管洗浄剤」と水を交互に飲んで、腸から便を全て出し切り、空っぽにする。この作業を最短にするために私は昨日空腹に耐えたのだ。この作業は人によってはものすごく時間がかかるらしい。
私の場合は飲み始めると、みるみる排出され、トイレに行きまくり、肛門がヒリヒリするほど。
約2時間で480mlのお薬とほぼ1Lの水を飲み切ったところで、すっかりキレイになったようだった。このすっかりキレイになってほぼ透明の水のような排出物を写真に撮って看護師さんに見せると検査を受けられるらしい。
私の検査予約時間は11時30分だったが、予定よりかなり早く病院に電話をして、徒歩で向かうことにした。
検査は全身麻酔で、一気に口からとお尻からと内視鏡を入れて行う。その姿は考えただけでも目まいがするが、
検査台で色んな装置をつけられ、点滴の注射をプチっとされたところで記憶は途絶える。気付くと部屋が変わっていて、手にナースコールを握らされている、といった感じ。
全く、何をされていたのか本当に分からない。あのまま死んでいても気づかないだろう・・・と少し怖くなる。喉に少し痛みがあったので、確かにカメラが通ってたんだなくらい。
ナースコールを押すと、看護師さんが来てくれて、ヨタヨタの私を支えてロッカールームに案内してくれる。フラフラしながら着替えを済ませ、画像を見ながら先生のハナシを聞く。
今回も大腸に2つポリープがあって、切除したとのこと。見た目には異常なしとのことだが、見るからに「がんにならなさそうな胃」に対して大腸は少しマメに検査をしていった方がいいとのこと。
来週、切除したポリープの検査結果を聞きに行く。
全て終わったのは3時頃。やっと空腹から解放された!!帰りにたこ焼きを買って、思う存分食べた。その日はぼーっとして、動作もゆっくりで少し眠気も残っていた。何より感情が動かない。イライラすることも、時間がなくて焦ることもない。安定剤効果。
翌日、朝から快便!で、昨日空っぽになった腸だったけれど、さっそく、昨日食べたたこ焼きと晩御飯の青梗菜の炒め物のカス?が便になって出た。すごいな人の臓器!!
胃の内視鏡検査、大腸内視鏡検査、ポリープ切除(保険適用)でしめて43,810円(*´Д`)
年齢を重ねて、自分の身体を気遣うことはとっても大切だと思うものの、安くはないですね・・・
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