華のある人、軸のある人

雑記

 28年前の話。私の結婚式の披露宴写真の友人たちを見て母がうれしそうに言った。

「アンタのお友達にはみんな華(はな)があっていいわ~」

華があるってどういうこと? 友人たちは美女軍団ではなかったし、芸能人みたく垢抜けもしていない。ただ、私にも母の言いたかったことがなんとなくわかった。そして嬉しかった。当時は何だかんだいっても、みんなも私もキラキラしてたと思う。

 まあ、披露宴写真でみんな目いっぱいオシャレしてたし。

で、それ以来「華がある」っていわれる人になりたいとずっと思っている。

具体的に何?と説明は難しい。芸能人であれば当然だろうが、一般の地味に暮らしている人たちの中で、華のある人って、、、きっと容姿じゃない。何となく雰囲気でいうと、明るいオーラを持ってる人。キラキラ輝いている人?一緒にいると、晴れやかな気分になって、心地いい人。場を気持ちで盛り上げる人?・・・だんだん難しくなってきた。でも、みんな感じるところは同じだとおもう。

「あの人には華がある」そんな風に言われたいとずっと思っていた。

でも、この歳になると、華があるだけじゃだめだな、と思うようになってきた。

今度は「軸」だ。自分軸。他人の物差しではなく、自分を大切にして、今の自分の本音に真正面から向き合って・・・とこれは、言葉にするのは難しく、実行するのはさらに難しい。

色々なシーンで、「あ、この人には軸があるな」と思う人は、素敵で最高にカッコいい。そんな人はきっと「華がある人と思われたい」などと、人の評価など意に介さないはずだ。

他人軸で生きてきた、承認要求の塊のような私から、「自分軸で生きる私」にシフトするため、そのために色彩心理を勉強しているのかもしれない。

セカンドキャリアについても考える。今度はキャリアコンサルタントの勉強もしていこうかと思っている。女性のキャリア支援に「心のぬり絵」が役立つんじゃないかと思って。うまく言葉で表現できない思いを色で表現してもらえたら・・・と。

来年の課題は「キャリアコンサルタント」の資格試験に受かること。錆びたアタマで不安だが、挑戦してみようと思う。勤続36年の地味なキャリアと現役オカンが役立つ場面があるんじゃないかと思って。

目指すは「軸があって、華もある」と自分自身で認める私だ。あとは余裕かな。

先はまだまだ遠い・・・

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